仕訳辞書とサーチキーのコンボで、弥生会計の入力は劇的に速くなります。
目次
仕訳辞書とはよく使う仕訳を登録しておく機能です。
一回ごとに、借方・貸方の勘定科目、適用を入力するのは大変面倒ですね。
仕訳辞書にあらかじめ登録しておけば、仕訳を呼びだし、金額を入力するだけです。
例えば、売掛金計上をしたいとしましょう。
その場合、下記の画面で▽マークをクリックしてみて下さい。
リストが表示されますので、掛売上を選択します。
すると仕訳が入力されます。いちいち、借方・貸方・金額・適用を入力する手間が省けました。
大変便利ですね。
さらに、仕訳辞書を選択するときはサーチキーを使うと便利です。
掛売上を「kakeuria」と登録しておいた場合、カーソルが▽にある時点でkakeuriと入力すると数ある仕訳辞書の中から「掛売」が出てきます。
サーチキーについては、下記のブログをご覧下さい。
仕訳辞書への登録方法については大きく分けて2つあります。
①-1上部のメインバーから、上記のように「設定」→「取引辞書」→「仕訳辞書」の順に選択します。
※取引メニューの設定から、仕訳辞書を選択いただいても同じです。
①-2 新規作成をクリックします。
①-3 登録画面が開きます。
①-4 登録例
例えば、毎月、「長島商事」に商品を納品しているとしましょう。
仕訳は 売掛金 / 売上 です。
その内容を登録しておきましょう。
注意点は、金額を「0」にしておく事です。
これで、仕訳辞書へ登録ができました。
後は、仕訳帳から登録した仕訳辞書を呼び出すだけです。
上記の画像ではサーチキーに文字が入っていませんが、「サーチキー英字」に「kakeuri」若しくは「nagasima」などと入れておくと良いでしょう。
ちなみに私は、サーチキー英字は得意先名で統一しています。
仕訳辞書が増えてくると、どのようにサーチキーを登録しておいたか忘れてしまいますので、取引先で統一するなど一定のルールで登録する事を心がけましょう。
この方法は、一旦、仕訳を入力した後、仕訳辞書に登録する方法です。
例えば、現金で売上を貰い、下記のように仕訳を入力したとします。
その後、毎月ある取引なので、仕訳辞書に登録したいと考えました。
いちいち仕訳辞書に登録するのは面倒です。
その場合、仕訳のどこの部分でもいいので右クリックして、右クリックメニューを表示後「仕訳辞書へ登録」をクリックします。
すると、取引名とサーチキーの設定の画面が表示されますので、必要に応じて設定をして下さい。
この方法はとても楽ですね。
ただし、金額が入ったままになってしまいますので気をつけて下さい。
できれば、仕訳辞書の設定画面から金額を0にしておくと良いでしょう。
今回の記事はいかがだったでしょうか?
当事務所では弥生会計の導入支援・導入後のサポート、弥生会計のパーソナルレッスンを行っています。
一度、弥生会計の操作を習得すれば、費用をかけずに確定申告が出き、トータルで見れば非常にローコストで会計・確定申告業務を行う事ができます。
ご興味のある方はぜひ一度お声がけ下さい。